誰も知らない街で。
コンです。
誰も知らない街にいる。誰も自分のことを知らない街。ここにいないみたいな気分になる。でも悲しくないんだよ。不思議でしょう。
観光名所に行ったり、公園を散歩したり。その辺で歌ってみたり。晴れた昨日と、雨の今日と、昼の賑わいと夜の寂しさの、顔つきがとても違うのが興味深いな。どこにいても、どうしてもみんなきちんと生きてるように見える。もちろん自分も生きてるんだけど。
ここまで生きることにフォーカスしてしまうのはおかしいだろうか。
今日の昼に食べたレモンチキンのパルミジャーノフェトチーネは味がしなかった。塩と胡椒が出て来たから、自分で味をつける仕様だったんだろうか。そんなことを思いながら、パブでコーヒーを飲んだりしている。それがオシャレに見えるように、自分だってきちんと生きてるように見えるように。そんな自分に酔っていたいのだ。せめてここでだけでも。
何かがあって悲しいのではなく、もうずっと悲しいから、何があっても悲しいのだ。
気分は晴れているようで、塞いでいる。楽しいことをしているはずだった。口から出る言葉もとても前向きだ。それは半分本当なのに、半分は嘘なんだ。良くない。
そう。正しいフリをしている。精一杯。
脳みそにスイッチがあって、オンにするのもオフにするのもやり方がわからない。頭ではこうした方がいい、ってわかってるのに。
そんな自分も、いつか愛おしいと思える日が来るように生きていきたいな。恵まれた環境にいるんだから。何に恵まれてるのかはわからないけど、不自由なことがないんだから。気分は晴れていくんだ、きっと。楽しいことを考えよう。
そういえば、自分が懐かしいことは人も懐かしいのだろうか。懐かしいとは楽しいだろうか。楽しいとは寂しいだろうか。どっちでもいいな。楽しくありたい。
頭で考えたことが、気分にも体にも反映されるといいのに。そしたらもっと楽なのに。なんかそんなに病んでないのに、何を書いても暗く見えるな。デフォルトでこれだ。割と酒とか飲めるくらいの元気さなのに。
どうやっても明るくならないから、また明日にしよう。
コン