空。
コンです。
辛い時や悲しい時は空を見上げるといいという。ここは都会だから、窓から見える空も小さいけれど、よく空は見るんだよ。
変わらないことだって、変わっていくことだってある。
この時期の空は少し低いように感じる。とても好きだ。特に涼しくて晴れた日は。どんな時も空を見てたはずなのに、あまり何も思い出せないな。
明日からまた仕事だ。考えてることも悲しいことも全部無視して。ずっと続いてる悲しい気持ちだって、8月に泣いてからはそんなに酷くない。良くなってるのかな。意味なく悲しい、涙が止まらない時から比べると、耐えられる痛みだ。これがどんどん良くなっていくのかも知れない。とても穏やかな晩年が待っているかもしれない。幸せの形は沢山ある。
空を見てると、あの人の空とも繋がってるんだとか、変わっていくのは人の心と同じだとか、今まで聞いてきたようなことを思い出す。それを言った人達もまた、同じような気持ちで空を見上げたんだろうか。
ただ、眺める。心は良くも悪くもならない。だけど、どうにかこの状態から脱出しようと足掻かなくとも、流されていってもいいように思える。流されて生きてきたからこんな感じになったことは一旦棚に上げといて。
とにかく空を眺める。空を見る。ああ、生きてるんだな、と思う。
大切なことはそういう、単純なことなのかもしれない。
昔。小さい頃見た空と同じだろうか。明日も明後日も続いていく。悲しいことも苦しいことも全部飲み込んで。
最近はブログが暗くていけない。そんなに暗いわけじゃないんだけど、考えてることを書いたら暗くなる。根暗なんです。
それも全部明日に持ってってくれないかな。くれると思う。そしてそれもまた全部、晴らしてくれるんだと思う。
空は万能だ。
コン