懺悔。
コンです。
頭が痛いことに、どんなに酷い扱いを受けても、忘れてしまっているのだ。いや、忘れてはいない。しかし、冷めていくのだ。これなら、怒りはないまま色んなものを手放せるかもしれない。
そういう自分は好きだ。いつまでも嫌な感情を引きずらない。みんな一生懸命生きているのだから。
ここのところ天気が良い。桜もまだ残ってる。心はダメな時もあるけれど、何となく大丈夫だ。今日も進んでいけている。
最近思うことは、自分は自分のことを理解されたくて、色んな人に個人的な話をしてきたけれど、それは理解とは程遠い感情を抱かせる結果を招いていたのではないか、ということだ。
自分が自分を曝け出して、ありのままで居られる人は、自分にありのままで居てほしいとは思っていないのだ。ただの友達で居たかったはずだ。それを考えると、自分が理解されたくて話をしてしまったことに罪悪感が芽生えて、今の関係を崩さないことに必死にならないといけないように感じる。気付かれないようにゆっくりと離れていきたいと思うのだ。
静かな絶望。生まれて、生きてきた中で、ずっと感じているあの感覚だ。あまりにも平和が長すぎて、理解しようとしてくれる人に恵まれすぎて。自分は大切なことを見失った。理解してもらいたいと考える前に、理解しようとすべきだったのだ。
頭が痛いことは、以前にもそれを感じていたということだ。忘れてしまう。すぐに忘れてしまう。誰かから許されなくなる前に、変わらなければいけない。
そうしたら、せめて表面的にだけでも普通の人間のように暮らせる。
悔い改める。
コン