あした。
コンです。
色んなことを、まだ他人に整理して話せる程は心の中は吹っ切れていない。悩んではいないし、落ち込んでもいない。腹立たしさも悲しさも、時間が薄れさせていって、きっと忘れさせていく。繰り返さないように、忘れないように毎日を生きている。人を恨んだり、憎しみを刻みつけて毎日を過ごしている。
明るさとは裏腹に、全てのことに諦めがついたり、諦めがつかないことを憎んだりして、辛うじて自分を保っている。
驚くべきことは、恨み辛みが去った今でも、同じように環境を変えたいと思っていることだ。喉元過ぎれば暑さは忘れるものだと思っていた。
他人の目にはとてもキラキラした人間のように映るのだろうか。本当はとても陰惨だ。
仕事を大切にしてきた。家族を大切にしてきた。友達を大切にしてきた。大切な人を愛していた。その実、大切にしてきたのは自分自身だ。
自分のしたいことだけを優先させてきた人生だったけれど、その意思決定に他人が関わらないことはあまりなかった。
自分で決めれば後悔しないから、全部自分で決めてきた。でも結局は他人の為にそれを選んだことが沢山あった。
諦めないといけないことが沢山あった。悲しいことや悔しいことが沢山あった。他人に優しくしてこられたのは、自分が傷つきたくなかったからに他ならない。それでも懸命に生きた。
これから何を諦めても、何を棄てても、果たして誰が何をせめようか。
生きている。それ以外に果たすべき責務など、人間にあるだろうか。そんなことを考える日も、前を向かなきゃいけないだろうか。
今日はとても良いことがあったのに、何もかも懐疑的な気分になるのはなぜだろうか。一体いつからこんな荒んでしまっただろうか。
明日は晴れて、少し寒くて。明日は笑えるだろうか。そんな明日明日を、これからずっと続けていくのだろうか。
重い。
コン