悲しまなくていい。
コンです。
特に何があったわけでもないんだけど。とても繊細な夜で。
普通の幸せを求めてきたけれど、普通じゃなく産まれたんだから普通はもう無理なんだとわかっていて。普通じゃなくてもいいと言って欲しかったんだ。
精一杯、普通のフリをして生きている。
マイノリティであることや、体がとても弱いこと、とても繊細なこと。そんなことないみたいなフリをして生きている。でもそれはかなり無理をしていて。だから本当は1人でいることの方が楽な時も多い。
その辺で見る人はとても素敵で、それだけで悲しくなれたりもする。なぜ自分は普通の幸せすら、と。沢山のことを求めたわけではなかった。でももう悲しまなくていいんだ、きっと。
悲しまなくていい。泣かなくていい。鈍感に生きればいい。誰を傷つけても、誰に傷つけられても気にしなくていい。ありのまま、生きて。生きて。終えていく。それだけでいいはずなんだ。
もう、悲しまなくていい。
コン