劣等感

コンです。

「彼女は自分に自信がない人なんだと思います。たぶん人と比べて劣等感を感じてるんですよね。僕もそうですけど。」と、同僚が言った。「先天的に自信がないってあんのかね？どこかでそう考えたきっかけがあったようにも思うけど、いずれにせよ認知バイアスだね。」そう答えた。

「まぁ。劣等感が人を走らせることもあるからねぇ。」そう付け足して、劣等感ってなんだ？ってなった。誰かと比べて劣ってるから自信がないっていうのと、自分の理想に届いてないからまだ足りない、自信がないっていうのは少し違う気がして。恐らく両者はあまり使い分けられてない。自分の周りでは。

前者は所謂典型的な「劣等感」で、後者は「自己肯定感の欠如」という表現の方がしっくりくるように感じる。

みんな、自信ないのかな。自分なんて、自分のこと大好きだけど。できないことも多いし、雰囲気だけで生きてるし、特技も別にないし、良い人でも悪い人でもないと思う。何も特別じゃないし、別に優れてるところもないけど自分のことは好きだ。悪い人間じゃないってだけで。働いて自活できてるってだけで素晴らしいなんて思ってる。自信過剰なのかな。

世の中には自分を認められない人もいるから、そんな人の良いところを沢山見つけて伝えていきたいなぁと思う。それが誰かの、何かの救いになればそれでいい。

コン