自分を褒めること。
コンです。
何かになれなくても、生きる意味がある。そんな映画を見た。
少しの不自由さで、物事の全てを悲観的に捉えてしまうのはとても勿体ない。だけど、不安になったり悲しくなったりする。不安。それが全ての元凶だ。
不安は、より良く生きたい自分に対する防衛本能だと聞いたことがある。だから不安な自分も許して、愛してあげるのだ、と。
今まではあまりよくわからなかったけれど、今日言われたのは自己肯定感が低いとそうなる、ということだった。確かに、褒められても謙遜するし、もっとできるはずと欲を出すのがデフォルトだ。これは良くない。でもそれすらも良くないと捉えるんじゃなく、そんな自分もステキで好きだと思うと良い、と。
なるほど。今までは自分を許さないといけない、全てを愛さないといけない、とがんじがらめで嫌だと思ってたけど、許せない自分も頑張ってて好き、愛せない自分も芯を持っててすごい、と思うことはできる気がした。
タイムリーな記事をインターネットで読んで、それも自己肯定感を高める記事だった。帰って、自分をハグして、褒めてあげるのがいい、と。早速やってみた。ら。
なんだ、なんか気分がいいじゃないか。単純な自分がとてもかわいい。
ここ数年、ずっと荒れてた。誰よりも努力して誰よりも我慢して誰よりも結果を出した。評価もされてきた。ただ、一言。数人のたった一言が、自分を壊した。それから自分は何をやっても認められないと思ってきた。自分には価値がないと言い聞かせた。だから努力も我慢もしない他人が許せなかった。
信じるべきだったのは愛する人で、その人だけは自分を認めてくれた。それを信じていれば何も自分を卑下せずに済んだ。
これから、自分をもっと褒めてあげたい。どんな体調不良でも、決して諦めることなく、仕事も休むことなく、頑張ってきた。本当によく頑張ってる。これからも頑張れる。もっと沢山、したいことがある。それができない自分も、生きている。頑張って、生きている。
何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ。そう、聞こえる気がする。
コン