離脱症状、絶対に脱出ブログ

精神疾患で薬を服用。快復に向かうも今度は離脱症状に苦しむ。絶対に脱出して元気になる、なりたい人の希望になりたいブログです。

突然のさよなら。

コンです。

 

急に来る別れが苦手だ。例えばマグカップが割れたり、パスケースを落としたり。好きだった店が前触れもなく閉店したりする。いつ買ったんだっけ、ああ、せっかくのプレゼントだったのに。親父さん元気にやってるかなって。いつだって、残されていく方が悲しい。そんで、残されていくことの方が多い人生だった。

 

思えば、昔からさよならが苦手だった。最初に気づいたのは幼稚園を卒業する時だ。少し遠い幼稚園だったから、同じ小学校に行く友達はあんまりいなかったんだ。みんなとさよならで、寂しかったのを覚えてる。次は5年生の時。仲良かった6年生が卒業する時、泣くのをとても我慢したのを覚えてる。1番悲しかったのはその数年後。ネコが亡くなった時。病気だったけど、いつか死ぬんじゃないかってわかってたけど。身近な家族が死んだのは初めてだったんだ。

 

思えば、置いていかれるのが嫌だったから、なるべく置いていこうとしなかったんだと思う。いつでも最後まで見送りたいんだ。最後に1人になって。ああ、また置いていかれたんだって思う。いつも遅い。

 

急に来るさよならはもっと辛くて。仲良くしてた友達と、ある日急に連絡が取れなくなったことが何回かあって。こないだまで、電話でまた話そうとか、会いたいねとか、ここまで仲良くなるともう死ぬまで友達だろうねとか。そんな話を最後に、連絡が途絶えた。共通の友達もいないから、どうしてるのかもわからない。元気だといいな。考えてもわからないものはわからないから、気に入ってたおもちゃが急に気に入らなくなることもあると思うから。そう納得させて忘れようとした。

 

ホントは置いてかれたくないんだよ。いつだって自分を後回しにしてきたからこうなるんだってわかってる。自分を大切にしてこなかったから、自分は大切にされなかったんだと、こんな歳まで気づかなかったんだ。これからは自分のことも精一杯大切にする。突然さよならが来ても、後悔しないように。ありがとうと見送れるように。誰に置いていかれようとも。

 

コン